旬を味わう
2019/04/17
麗らかな春の日が続いていますが、早くも桜は葉桜へと変化し、春も終わり。。なんて思ってはいないでしょうか!?
春はこれからが忙しいのです
たら芽、フキ、ワラビ、ゼンマイといった山菜採りはもうそろそろ終わりますが、
今は何と言ってもタケノコが旬の時期です
今日はそのタケノコをご紹介します!
英語では、竹はご存知の通りbamboo。「タケノコ」はbamboo shootまたはbamboo sproutと表現します。
「タケノコ」を直訳して、「竹の子(タケノコ)=Bamboo child」ではないのでご注意を
竹が生息する中国や東南アジアではタケノコを食べる習慣がありますが、やはり生息していない他の国では滅多にお目にかかれません。
お目にかかれないからといって外国人たちはタケノコを知らないかというとそんなことはなく、道後校勤務のアメリカ人講師A君はよく箱に入った一口サイズの甘いタケノコを「タケノコ大好き〜♡」と美味しそうに食べています(笑)
日本でも、春にタケノコを買って食べるという人はそんなに多くはないのでしょうか。スーパーで1つ600円で売られているのを見て目玉が飛び出そうになるのは私だけではないはず
そんな、身近なようでちょっと縁遠いタケノコ。
今回は普段誰も立ち入らない実家の竹薮から春の恵みを少しおすそ分けします♪
タケノコ掘りは毎年欠かさず行わないと竹薮が竹で荒れてしまう事もあり、家族総出で行います、、がこれが結構大変
まずはこの葉っぱで埋め尽くされた土の中からタケノコの芽を探さないといけないので、普段パソコンに慣れている人間目を野生の目に変化させます
山に入ると、目だけでなく動物の感覚を研ぎ澄ませます🐒🦌🐗
↓すると、こんな感じでちょこっと芽が顔を出しているのをすぐ見つけられるようになります
↓これを鍬で周りから掘っていくと全体が現れます。根っこの部分に近くなったら一気に掘り出します!
↓スーパーではこの状態で売られていますが、山菜やタケノコといった春の食材は新鮮な分アクも非常に強いので、必ずアク抜きが必要です。通常は水で湯がけばアクは取れますが、タケノコは米ぬかを絞った水で湯がきます。
春の間にしか楽しめないわけではないですが、でもやっぱりその季節に採れたものを新鮮なうちに頂くのが何よりの贅沢だと感じております⭐︎